ダンチガイド

団地不動産代表であり、一級建築士でもあり、筋金入りの団地マニアでもあるヨシナガ責任編集の団地ガイド!

足で稼いだ団地暮らし情報「団地ぶらぶら」、お住まいの方に暮らし心地を伺う住み団インタビュー、これまでのリノベ事例「分譲団地の買い方」、団地リノベのコツを紹介する「団地リノベのイロハ」など、ここでしか読めない「段違いの」団地情報をおとどけします。

団地リノベのイロハ

排水管が決める、洗濯機の居場所

今回は洗濯機置き場の話です。昭和30〜40年代に建てられた団地には、もともと洗濯機置き場が設けられていません。そのため、現代の生活に合わせるには、新たに洗濯機置き場を設ける必要があります。では、どこに設ければよいのでしょうか。排水可能な排水...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|キッチンはどこまで動かせる?

今回は、団地のリノベーションにおけるキッチンの改装、その中でも「今の位置からどれくらい動かせるか」についてお話しします。キッチンは、配管の条件が整えば基本的には好きな場所に動かすことができます。でも、実際には“どこまでなら無理なく動かせるか...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|築40年でもまだ使える?団地トイレの再利用と交換の判断ポイント

今回は、団地リノベーションにおけるトイレ改修についてご紹介します。改装後(1960年代新築当時の便器そのままで内装のみ改装)以前からついている便器をそのまま使う例も少なくありません。築40年超でも清掃すれば問題なく使える例もよく見ます。衛生...
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団地リノベーション設計の進め方|自分の暮らし方にあった照明の選び方

一般的に照明器具は部屋の中央、天井に大きなものを設置するスタイルが多く、リノベーション前の団地でも、それを前提とした引っ掛けシーリングが備え付けられていることがほとんどです。小さな部屋であれば、天井に一灯あれば十分かもしれませんが、LDKな...
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団地リノベーション設計の進め方|壁材天井材の決め方塗装、左官編

前回はビニールクロスについてお話ししました。ビニールクロスは安価でバリエーションも豊富ですが、石油由来であることや特有の臭い、カビの問題などから敬遠される方も少なくありません。その代わりの仕上げとして選ばれるのが、塗装や左官です。左官はプロ...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|壁材天井材の決め方ビニールクロス編

最もコストを抑えられる仕上げ材はビニールクロスです。建材そのものの価格が安いうえに、施工も他の仕上げ材と比べて難易度が低いため、コストパフォーマンスに優れています。バリエーションも豊富で、最近では見た目にビニールクロスとは思えないほどリアル...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|床材の決め方コルクタイル編

前回からのつづき、防音を考慮した床材についてです。フローリングを採用する場合、多くの団地では修繕規約により防音仕様のものに限定されています。ですが、コストの制約から防音フローリングや防音下地の採用が難しいこともあります。では、そのような場合...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|床材の決め方フローリング編

今回から数回にわたり、仕上げ材の選び方についてお話しします。初回は「床材」についてです。リビングなど、メインとなる床材にはフローリングを選ぶ方が多いのではないでしょうか。団地では、床の構造に対して防音性能の基準が設けられていることが多く、そ...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|断熱はケチらず

団地は、風通しの良いおおらかな空間が魅力ですが、断熱をきちんと施さないと、その魅力を十分に活かすことができません。工事費がかかったとしてもケチってはいけません。まず、お隣に面していない壁、つまり“外気に面する壁”には、壁の中に断熱材を入れる...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|間取り案は複数出してもらうことがおすすめ

2回目の打ち合わせでは、初回の打ち合わせ内容を踏まえ、設計者から計画案が提案されます。できれば、異なる特徴を持つ複数のプランを出してもらいましょう。希望を反映しつつ、性格の異なる案があると、自分が本当に望む暮らし方が見えてくることがあります...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|初回打合せですること その2

最も大切なのは、「ここでどのような暮らしをしたいのか」を設計者にしっかりと伝えることです。そのためには、どのように伝えればよいのでしょうか。いくつかのポイントをご紹介します。1. 思いつくことをすべて伝えるまずは、思い浮かぶことをすべて伝え...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|初回打合せですること その1

設計を頼むところが決まり、初回の打ち合わせですべきことを見ていきましょう。まずはリノベーションをするお部屋で打ち合わせすることをおすすめします。真夏や真冬で長時間いるのが難しい場合は途中で場所を移してもいいでしょう。実物が前にあるのであなた...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|設計事務所に頼むか、リフォーム業者に頼むか その2

前回のつづきです。設計事務所、リフォーム業者それぞれのメリットを具体的に見ていきましょう。設計事務所を選んだ場合、施工は別の施工会社に頼むことになります。ここに何のメリットがあるかというと、第三者の視点で施工会社の見積もりや工事のチェックを...
団地リノベのイロハ

団地リノベーション設計の進め方|設計事務所に頼むか、リフォーム業者に頼むか

団地を買ったら次はどのように改装するか設計を始めます。そのとき設計事務所に依頼した方がよいのか、設計も工事もできるリフォーム業者に依頼した方がいいのか迷う方もいると思います。どちらがあなたに合っているのか解説していきましょう。餅は餅屋、設計...
分譲団地の買い方

団地リノベーション予算への納め方 その2|物件価格だけじゃない、団地リノベに必要な費用まとめ

団地を買ってリノベーションする場合、仲介手数料など諸経費も額としては小さくなく無視できません。物件購入費用および工事費以外で必要な諸経費は以下の通りです。1)仲介手数料:以下の略算で概ねの金額は想定できます。売買価格×3%+6万円+消費税例...
分譲団地の買い方

団地リノベーション予算への納め方 その1|内覧前に知っておきたい!団地リノベの予算と工事費の見極め方

内覧をしてそのお部屋を買うかどうか判断するにあたっての最大のポイントは予算におさまるかどうかでしょう。フルリノベーションなど大掛かりに改装する場合、工事費は予算の大きな割合をしめますから額を見極める必要があります。また、仲介手数料など諸経費...
分譲団地の買い方

団地内覧から引き渡しまでの流れ その3|決済と引き渡し

今回は契約が終わって以降、引き渡しまでの流れについてです。中津リバーサイドコーポ契約時に手付金を支払い、その後残金を支払う決済を完了すると引き渡しとなります。決済はローンを使う場合は契約から2か月程度、使わない場合は1か月程度後になります。...
分譲団地の買い方

団地内覧から引き渡しまでの流れ その2|契約

今回は契約時についてお話しします。中登美第2住宅契約に出席するのは売主、買主、不動産業者ですが、売主と買主の都合が合いにくかったり、売主が遠方にいる場合は売主、買主別々に契約手続きをすることもあります。場所は不動産業者の事務所で行うことが一...
分譲団地の買い方

団地内覧から引き渡しまでの流れ その1|購入の申込

内覧をして買うことを決めてから引き渡しまでの流れを説明します。富田第2住宅内覧後、売主サイドに購入するか否かを返答します。決まりはありませんが1週間以内にお返事することが通例です。1週間を超えて検討したい場合は一旦その旨1週間以内をめどに伝...
分譲団地の買い方

専門家ではない方が内覧会でチェックすべきポイント

前回の記事では内覧には専門家を同行することをお勧めしました。それは専門家でしかわからないことがあるからです。一方、住まい手にしかわからないこともあります。それがあなたが内覧会でチェックすべきポイントです。新金岡第3団地窓からの眺めはどうでし...