高倉台団地 | 暮しのハコ301

神戸市須磨区、高倉台団地の一室をDIYを交えながらリノベーションしました。

住みながらつくり続けたいというお客様の希望にあわせ、あえて未完成の状態にとどめ後から手を入れやすいように仕上げました。このつくり方によりコストを抑えると同時に、家族の変化に合わせて暮らしにフィットしたインテリアを手に入れることが可能となります。

生活の中心となるダイニングキッチンには大きく手を入れましたが、キッチンユニットは既存のものの扉を入れ替えて再利用しています。

住まい手の中原さんが、団地での暮らしぶりやイベントをホームページにて紹介しています。
「団地から。プロジェクト in 高倉台」

リノベーション前

ダイニング・キッチン
リビングからキッチンを眺める

リノベーション後

和室とリビング、ダイニングの壁を撤去して家全体に広がりをもたせた。
間仕切りを取ったことで家全体がゆったりとつながる。
風がよく通るので初年度の夏はエアコンを使わなかったのだそう。

リビングの仕上げは全て施主によるDIY。
床は最適な床に置くだけのフローリング。壁、天井は既存の壁紙の上に塗装で仕上げた。

キッチンユニットは既存のものを改造して再利用。吊戸棚は既存を塗りなおして再利用。
床は水に強く、温かみがあるコルクタイル張り。

既存の和室とダイニングキッチンの間の壁を撤去。
天井の仕上げも撤去して天井高さを目一杯上げ広いダイニングに作り替えた。

天井板を撤去して現れたコンクリートをDIYで塗装。あえて凸凹した質感は残した。

既存のキッチンユニットの扉面材のみ取替えた。シンクや中の収納はそのまま再利用。

一部アクセントとして縁甲板に青い塗装を塗った。DIYらしく、あえて木目が残る状態で塗装を留めた。

概要

ヨシナガ
ヨシナガ

住みながらつくりつづけたいというお客さんのご希望に合わせて作り込みすぎず適度に手を加える余地を残しつつ、質の高い住空間となるようデザインしました。

  • 団地名:高倉台団地
  • 所在地:兵庫県須磨区高倉台
  • 構造:鉄筋コンクリート造リノベーション
  • 延べ床面積:60.38㎡|18.3坪
  • 主な仕上げ:床|ユカハリタイル、コルクタイル、畳 壁、天井|エマルジョン塗装、珪藻土

この団地について

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