団地は風通しがいいとはいえ、エアコンなしで夏を過ごすのはつらいものです。団地にはどの程度のエアコンが付けられるのでしょう。つけられるかどうかの条件は二つあります。
一つ目は冷媒管を外に通す穴が壁にあいているかどうか、その下に室外機を置けるスペースがあるかどうかです。穴が無ければ新たにあけられればいいのですが修繕規則で禁止されていることが多いです。団地によっては開ける位置や大きさを限定して許可している場合もありますので購入前に調査するとよいでしょう。
二つ目はエアコンのためのコンセントがあるかどうかです。エアコンはたくさんの電気を使う機械ですのでブレーカーが落ちないように専用のコンセントを使うことが望ましいです。
団地は襖の開け閉めで続き間にできますので広い部屋用のエアコンを一つつけて複数の部屋を賄うというも手も考えられます。ただし14畳用を超えるエアコンでは200Vのコンセントを用意しなければなりません。団地によっては200Vは引き込めないところもありますので注意が必要です。
以上考えると、最近のマンションのようにどの部屋でも自由にエアコンをつけるのは難しい場合が多いです。購入してからしまった!ということが無いように買う前に電気関係をじっくり調べることが必要です。購入時には専門家に調べてもらうことをおすすめします。