段違いのダンチガイド

段違いのダンチガイド ダンチガイド

団地不動産代表であり、一級建築士でもあり、筋金入りの団地マニアでもあるヨシナガ責任編集の団地ガイド!

足で稼いだ団地暮らし情報「団地ぶらぶら」、お住まいの方に暮らし心地を伺う住み団インタビュー、これまでのリノベ事例、団地リノベのコツを紹介する「団地リノベのイロハ」など、ここでしか読めない「段違いの」団地情報をおとどけします。

団地ぶらぶら

新千里東町団地

新千里東町団地は千里ニュータウンに建つ団地です。買い物環境や公共施設が整い、北摂の交通の結節点でもある千里中央駅に近い利便性の高い立地です。1970年の大阪万博では海外から来た記者やパビリオン関係者の宿舎に使われていました。そのため天井高が...
住み団インタビュー

新千里東町団地|兒玉さん

関東から国内留学のため越してきた兒玉さんが選んだのは千里ニュータウンに建つ新千里東町団地でした。この団地を選んだ理由、団地の住み心地、千里中央エリアについて学生の視点から語っていただきました。
団地リノベのイロハ

団地リノベーションに合うシンプルな照明

団地リノベーションにはシンプルな照明がよく似合います。吉永建築デザインスタジオでは裸電球が器具についただけの照明をよく選びます。洗面所などちょっとしたところの照明には十分です。 Panasonic NNN53800 海外の製品では本体が陶器...
ダンチガイド

洗面台の選び方 その2

前回はシンプルに洗面器を置くだけの場合を紹介しました。今回は収納もあった方がいいという方のために団地リノベーションに合う洗面台を紹介します。 竹の台団地のアトリエ 洗面所 団地に合うシンプルな洗面台は既製品の中にもあります。サンワカンパニー...
団地リノベのイロハ

洗面台の選び方 その1

団地リノベーションの場合、どのような洗面台を選べばいいのでしょう。2回にわたってお話していきます。 最も多いのが洗面器だけ取り付けるというものです。 竹の台団地の白い家   円明寺ヶ丘団地リペアの改修前には収納付きの洗面台が入っていました。...
団地リノベのイロハ

洗濯機置き場がない団地のリノベーションの仕方

団地は新築時に洗濯機置き場が設けられていないことが多く、リノベーションするときはどのように設置するか考えなければなりません。位置を決めるときに最も考えなければならないのが排水の流し方です。キッチンの排水に接続することがおおいのですが排水管に...
団地リノベのイロハ

団地の浴室はやっぱりタイルじゃないと!

団地の浴室はやっぱりタイルじゃないと!という方も多いのではないでしょうか。 しんかな団地リペアでは既存のタイルの上にさらにタイルを張り重ね、腰上の塗装塗り替えと天井の張り替えを行いました。水栓、浴槽と照明も取り替えてオリジナルのイメージを保...
団地リノベのイロハ

団地の風呂をユニットバス風にリノベーションする

前回の記事で団地の浴室をユニットバスに改装するお話を書きました。納期がかかること、改装可能な浴室の大きさが限定されることから採用を見送ることは少なくありません。その代わりの手段として考えられるのが既存の壁、床、天井にユニットバスと同等の仕上...
団地リノベのイロハ

団地の浴室をユニットバスに改装する

団地のリノベーションでの最も大物は浴室の改装です。タイルについてこだわりがない、いやむしろ冬冷たかったり目地掃除が大変なタイル張りのお風呂から改装したいという方にもっともおすすめなのがユニットバスへの改装です。 改装後 改装前 カビないし、...
団地リノベのイロハ

団地リノベ、ローコストのための壊し方、残し方

既存の仕上げをはがしてスケルトンのままにすると仕上げ代が節約できるのでローコストになる!とはかぎりません。むしろ逆効果になることがあります。なぜなら解体の工事費・処分費が限られた予算の中で負担になる可能性があるからです。 50㎡程度の団地を...
団地リノベのイロハ

チェッカーガラス|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材5

以前「団地らしく」改装するために残したいものとして型板ガラスを紹介しました。 向こうがゆらゆらと見えるユニークな型板ガラスは生産終了になっていることが多い。無傷で残っているなら転用できますが、傷んでいたり大きさが合わなかったりした場合はチェ...
団地リノベのイロハ

取っ手|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材4

「団地らしく」にこだわるのであれば扉の取っ手にもこだわりたいところです。室内扉であれば既設のものでも十分つかえますが傷んでいたり、扉の付け替え・新設を行う場合は新たに購入することになります。どんな取っ手を選べば団地らしくなるのでしょうか。 ...
団地リノベのイロハ

フローリング|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材3

団地らしくリノベするために床は無垢のフローリングを選ぶといいでしょう。団地の床材というと塩ビシートなど人工的なものを想像しがちですが、団地が生まれた昭和30年代はまだ工業製品がないもしくは高価であったため、むしろ手作りの材料が多く使われまし...
団地リノベのイロハ

水栓、洗面器|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材2

毎日に使う水栓ですからしっかり団地テイストのものを選びたいところですが、これが意外に難しい。モダン過ぎずクラシック過ぎないその中間のところは最も製品が少ないのです。特にシングルレーバー混合水栓は悩みます。しんかな団地リペアではマチルダ・フォ...
団地リノベのイロハ

スイッチコンセントプレート|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材1

 毎日手で触れ、つねに視界に入るものだからこそ、スイッチはインテリアに馴染むものを探しました。40年前のデザインに近い、アメリカンスイッチを見つけた時は「これでこのリペアはバッチリだ」と思うほど。”カチッ”と鳴る手応えも格別です。
団地リノベのイロハ

金具、照明|団地リペアのために残しておきたいディテール3

「団地らしく」改装するために残しておきたいもの。建具や家具についている金物や照明もその一つです。   「大量生産の工業製品は、個性のないありふれたもの」というのが、一般的な考え方かもしれません。しかし、こういった製品は、いったん廃番になると...
団地リノベのイロハ

型板ガラス|団地リペアのために残しておきたいディテール2

「団地らしく」改装するために残しておきたいもの。今となっては生産が終わって手に入らないもの。型板ガラスはその一つです。 すりガラス調のタイプは今でも使われていますが、写真のような模様のタイプはいまではほとんど生産されておらず大変貴重なもので...
団地リノベのイロハ

人造石研ぎ出し|団地リペアのために残しておきたいディテール1

団地の良いところを生かしながら仕立て直す「団地リペア」を前回の記事で提案しました。新金岡団地で取り組んだ『しんかな団地リペアプロジェクト』では、今の時代だからこそあえて「団地らしく」改装することを意識しました。 竣工当時の雰囲気を残しまだ使...
団地リノベのイロハ

団地のよさを活かすためにリノベーションではなくリペアする

団地を購入してリノベーションすることが住まいづくりの選択肢として認知されつつあります。ただ残念なことに先行する事例の多くは、団地を「今の暮らし方や嗜好に合わないもの」とネガティブにとらえ、間取りや仕上げを刷新しています。その過程で団地がもと...
団地リノベのイロハ

工事費を抑えるための団地リノベ物件探しのコツ

団地リノベにおいて手を付ける箇所を少なくすることが工事費を減らすことにつながります。最も効果があるのが浴室、洗面所、トイレ、キッチンに手を付けないことです。つまりこれら水周りがそのまま使える、もしくは少し手を入れるだけで使える物件を選べばグ...