長岡京の団地SOHO

施主さんはご自宅を事務所にして工業デザインの仕事をされています。開放感のある空間を大変気に入っておられましたが、内装や設備が古くなったことに加え、間取りや設えが現在の暮らし方や仕事の仕方に合っていませんでした。そこで、オリジナルの快適さを残しつつ、施主さんの仕事内容や趣味そしてなにげない日常生活に空間がマッチするようにリノベーションしました。


リノベーション前

6畳和室とリビングの間の襖を取り払って、12畳のオフィススペースに変えました。机の上に目いっぱい資料や図面を広げたいという施主さんの希望により、“技術家庭の工作台”のような大テーブルを中央に据えました。

和室とキッチンは引き戸を開け放つと続き間になりますが、食事をする場と寝る場のけじめをつけるため、35cmの段差をつけました。この段差は食事をするときの椅子にもなりますし、床下収納の役割も果たしています。

料理が得意な施主さんが、その腕を存分にふるえるようにキッチンシンクは業務用のものを採用しました。

和室は他の部屋より35cm床を高くしました。ここに座ると司令塔のようにオフィススペースからダイニングキッチン、玄関まで見通すことができます。天井は人が立てるぎりぎりの高さ、広さ畳4畳と茶室のように小さく居心地の良い空間に設えました。

モックアップを作成するための工作室は写真撮影でも使えるようシンプルに仕上げました。

玄関は自転車を中に入れるために、改装前より土間部分を広げました。


▸ 住み団インタビュー

竹の台団地にお住まいの園山隆輔さんにお話を伺いました
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▸ 計画概要

・団地名:竹の台団地 ※この団地についてくわしくはこちら→
・所在地:京都府長岡京市
・構造:鉄筋コンクリート造リノベーション
・延べ床面積:60.2 m²|18.24 坪
・主な仕上げ:
 床|コルクタイル、ナラ 壁|チャフウォール、シナ合板 天井|チャフウォール、シナ合板