取っ手|団地らしくリノベするために選ぶべき部品と素材4

「団地らしく」にこだわるのであれば扉の取っ手にもこだわりたいところです。室内扉であれば既設のものでも十分つかえますが傷んでいたり、扉の付け替え・新設を行う場合は新たに購入することになります。どんな取っ手を選べば団地らしくなるのでしょうか。

団地が数多く建てられた時代にレバーハンドルは一般的ではなく丸い取っ手のものが主流でした。団地らしくということなら開き戸の取っ手は丸い形のものを選ぶとよいでしょう。ステンレスのものなら一般の建具メーカーで手に入ります。

初期の真鍮製の丸取っ手を再現したいならアンティーク調の取っ手を扱っているメーカーから探すとよいでしょう。

家具や物入の簡易な取っ手には敢えてビスが見えるタイプを選ぶとより団地っぽくなります。こちらはアンティーク系の金物を扱うメーカーから探す方がしっくりくるものが選びやすいでしょう。毎日手で触れるものですから実店舗でデザインや質感を確かめて選ぶことをお勧めします。

アンティーク金物でうっかり洋館っぽいものを選ぶと団地らしさがでなくなるので注意が必要です。私がよく参考にしているのはBOLTS HARDWARE STOREが扱っている製品です。アンティークだけどモダンの方向に振れているので団地っぽくしたいなら間違いありません。
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